前作『ブロウ・バイ・ブロウ』と並び証される名盤にして、よりクロスオーヴァー・サウンドへと傾倒したアルバム。ナラダ・マイケル・ウォルデンやヤン・ハマーら腕利きのミュージシャンとのセッションで繰り拡げられるスリリングなプレイに感嘆する究極の作品。代表曲ともなった「レッド・ブーツ」や「蒼き風」などでのダイナミックなプレイから哀愁を帯びた「ラヴ・イズ・グリーン」まで高いポテンシャルに貫かれた内容。全米16位。(1976年作品)

ジェフ・ベックが1976年に発表した、前作よりクロスオーヴァー・サウンドへと傾倒したアルバム。ナラダ・マイケル・ウォルデンやヤン・ハマーら腕利きのミュージシャンとのセッションで繰り拡げられるスリリングなプレイに感嘆させられる作品。 (C)RS

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’76年作品。ギタリストとしての可能性と方向性を賭けた前作の大成功によって自信を深めたジェフ・ベックがさらなるエネルギーを傾けて制作した、インストゥルメンタルのみの第二弾作品になります。プロデュースはジョージ・マーティンとヤン・ハマーですが、初共演となったキーボーディスト、ヤン・ハマーの貢献ぶりが見事で1&5で聴ける、ギター的フレーズを繰り出してのプレイは圧巻です。また、ドラマーのナラダ・マイケル・ウォルデンは、超絶的なプレイの1をはじめとして、驚くべきドラミングを聴かせるほか、4曲を提供しています。今作に相応しいそうしたメンバーとともに、ハードな曲からバラードまで、ギターの素晴らしさを、存分に凝縮しています。今作を『ブロウ・バイ・ブロウ』で到達した世界をさらに突き進めたとして、ジェフの最高傑作に推すファンも多く、全米チャートでは最高位16位を記録しました。

ディスク:1
1. Led boots
2. Come dancing
3. Goodbye pork pie hat
4. Head for backstage pass
5. Blue wind
6. Sophie
7. Play with me
8. Love is green